作:樋口ミユ 演出:池田祐佳理
→砲弾が日常の毎日。地球は日々縮んでいる。
ある日、母親が縮んでしまった。
息子は母親を元にもどそうとするのだが、
母親がどんな人であったのかと考えるのだが・・・
自分との思い出はたくさんあるけれど、
母の青春がどんなものであったか、
母の思いがどうであったか、何も知らないことに気づく。
母親をほったらかしにしていたことを後悔し、
お葬式のパレードの時に、息子は母親を思って涙を流す。
息子は母親の青春を決して見ることはできない。
息子の母親の時代に、戻ることは出来ない。
しかし、母の時代は確かにあった。
息子が知ることは出来ないけれど。
砲弾が日常化する以前の時代。
被害者の「ああ」と、加害者の「いい」が
奇妙な共同生活をしている。
どうやらパレードがやってくるらしいという噂。
しかし、そのパレードが何のパレードなのか、
誰も知らない。
時代は戻らない。進む。
そうしていつの時代もパレードがやってくる。
そのパレードが楽しいものか、悲惨なものか、
次にやってくるパレードがなんなのか、
誰も未来を知らないように、
誰もどんなパレードがやってくるのか知らない。
(大阪公演)
会場:AI・HALL
日程:2009年12月11日〜13日(4ステージ)
■公演概要■
(北九州公演)
会場:北九州芸術劇場 小劇場
日程:2010年2月6日〜7日(2ステージ)
■公演概要■
(東京公演)
会場:ザムザ阿佐谷
日程:2010年3月20日〜21日(3ステージ)
■公演概要■
■稽古場ルポ■